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2019年10月4日

−米中貿易摩擦激化で、業況DI、2四半期連続のマイナス−

一般財団法人しんきん経済研究所は、県西部地域の中小企業を対象に行なった「中小企業景気動向調査」の調査結果をまとめましたので、ご報告します。

  • 1.調査概要(調査/しんきん経済研究所、協力/浜松商工会議所)

    調査時期 2019年9月1日〜6日
    調査対象 静岡県西部地域の中小企業658社
    回収状況 回収数624社(回収率94.8%)
    調査方法 調査表を用いた面接聴取(遠州信用金庫、浜松いわた信用金庫に委託)
  • 2.調査結果

    2019年7〜9月期の業況
    県西部地域の中小企業の業況判断指数(DI=「良い」とみる企業の割合から「悪い」とみる企業の割合を引いた数値)は全産業ベースで−9.4となり、2019 年6月の前回調査(−8.1)と比べて1.3ポイントの悪化となった。前回に引き続いての悪化となり、2四半期連続のマイナス水準となった。米中貿易摩擦の激化で、景況感が冷え込んでいる。
    2019年10〜12月期の見通し
    次回の業況DIは3.2ポイント悪化の−12.6を見込む。
    主な業種別の動向
    業種と業況DI
    今回(見通し)
    業界DIの動向
    全体
    -9.4(-12.6)
    米中貿易摩擦激化で、2四半期連続のマイナス。
    製造業
    -17.3(-18.9)
    製造業の更なる落ち込みにより、売上停滞感が
    強まる。

    二輪車部品製造
    -25.0(-12.5)

    米中貿易摩擦の影響もあり、3四半期連続の
    マイナス水準。

    自動車部品製造
    -15.5(-16.9)

    2016年2月以来のマイナス水準に突入。
    受注に陰りがみられる。

    機械部品製造
    -3.5(-10.5)

    5四半期ぶりの改善。受注が安定している。

    楽器部品製造
    -35.0(-35.0)

    大幅悪化、7四半期連続のマイナス水準。
    人手不足や設備の老朽化が課題。

    繊維製造
    -25.0(-41.7)

    秋冬向けの生産が終了し、2四半期ぶりの悪化。

    製茶製造
    -18.8(-6.3)

    お茶のシーズンが終了し、売上・収益は大幅悪化。

    製材製造
    -25.0(-37.5)

    2四半期連続のマイナス水準。
    卸売業
    -12.7(-11.3)
    3四半期ぶりの改善。
    ただし、仕入価格の上昇が収益を圧迫している。
    小売業
    -18.3(-31.7)
    消費増税前の駆け込み需要もあり、
    4四半期ぶりの改善。
    建設業
    19.1(13.2)
    工事好調であり、9四半期連続のプラス水準。
    ただし、人手不足は続く。
    不動産業
    8.9(0.0)
    11四半期連続のプラス水準を維持。
    ただし、商品物件は不足。
    飲食・宿泊等
    9.5(-14.3)
    観光シーズンとインバウンドで、2四半期連続の
    プラス水準を維持。

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