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2020年4月6日

−新型コロナウイルスの影響で業況DI悪化、長期化を懸念−

一般財団法人しんきん経済研究所は、県西部地域の中小企業を対象に行なった「中小企業景気動向調査」の調査結果をまとめましたので、ご報告します。

  • 1.調査概要(調査/しんきん経済研究所、協力/浜松商工会議所)

    調査時期 2020年3月2日〜9日
    調査対象 静岡県西部地域の中小企業658社
    回収状況 回収数623社(回収率94.6%)
    調査方法 調査表を用いた面接聴取(遠州信用金庫、浜松いわた信用金庫に委託)
  • 2.調査結果

    2020年1〜3月期の業況
    県西部地域の中小企業の業況判断指数(DI=「良い」とみる企業の割合から「悪い」とみる企業の割合を引いた数値)は全産業ベースで−26.4となり、2019年12月の前回調査(−20.1)と比べて6.3ポイントの悪化となった。 米中貿易摩擦、自動車製造業での減産、消費増税等の影響で景況感が悪化している中、新型コロナウイルスの感染拡大が影を落とし始め、景況感は一段と悪化している。
    2020年4〜6月期の見通し
    次回の業況DIは14.2ポイント悪化の−40.6を見込む。
    主な業種別の動向
    業種と業況DI
    今回(見通し)
    業界DIの動向
    全体
    -26.4(-40.6)
    新型コロナウイルスの影響で悪化、長期化を懸念。
    製造業
    -40.5(-48.3)
    東日本大震災直後の2011年6月以来のマイナス40台。

    二輪車部品製造
    -40.0(-62.2)

    中国工場での部品製造がストップ、5四半期連続の
    マイナス水準。

    自動車部品製造
    -48.0(-46.7)

    5四半期連続の悪化により、マイナス50近くまで悪化。

    機械部品製造
    -47.5(-69.0)

    納期遅延等で、2011年6月以来のマイナス40台。

    楽器部品製造
    -36.8(-42.1)

    7四半期ぶりの改善。中国からの部品供給を不安視。

    繊維製造
    -69.6(-52.2)

    2010年9月以来のマイナス60台。工場稼働率は低下。

    製茶製造
    -42.9(-28.6)

    6四半期連続のマイナス水準。急須で入れる茶葉の
    需要は低調。

    製材製造
    -46.7(-60.0)

    4四半期連続のマイナス水準。建材や資材の
    納品に遅れも。
    卸売業
    -28.0(-54.7)
    商品入荷時期が不確定となり、2四半期連続の悪化。
    小売業
    -29.3(-39.7)
    2四半期ぶりの小幅改善。来店客数の減少が
    続いている。
    建設業
    15.7(-12.9)
    改善するも、新型コロナウイルスの影響で、
    建材調達に遅れも。
    不動産業
    0.0(-9.5)
    不動産賃貸は堅調、横ばい。商品物件の確保に向け、
    情報力を強化。
    飲食・宿泊等
    -9.5(-47.6)
    新型コロナウイルスが直撃、2四半期連続で
    マイナス水準。

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