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2020年6月30日

−新型コロナの影響で業況DIはリーマンショックに匹敵するマイナス水準−

一般財団法人しんきん経済研究所は、県西部地域の中小企業を対象に行なった「中小企業景気動向調査」の調査結果をまとめましたので、ご報告します。

  • 1.調査概要(調査/しんきん経済研究所、協力/浜松商工会議所)

    調査時期 2020年6月1日〜11日
    調査対象 静岡県西部地域の中小企業658社
    回収状況 回収数606社(回収率92.1%)
    調査方法 調査表を用いた面接聴取(遠州信用金庫、浜松いわた信用金庫に委託)
  • 2.調査結果

    2020年4〜6月期の業況
    県西部地域の中小企業の業況判断指数(DI=「良い」とみる企業の割合から「悪い」とみる企業の割合を引いた数値) は全産業ベースで−71.4となり、2020年3月の前回調査(−26.4)と比べて45.0ポイントの悪化となった。
    4月の新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言の発出以降、不要不急の外出自粛、イベントの中止などにより、業況DIは過去最低であったリーマンショックから9ヵ月後の2009年6月の−73.6に匹敵するマイナス水準となった。
    2020年7〜9月期の見通し
    次回の業況DIは5.7ポイント悪化の−77.1を見込む。
    主な業種別の動向
    業種と業況DI
    今回(見通し)
    業界DIの動向
    全体
    -71.4(-77.1)
    新型コロナの影響でリーマンショックに匹敵する
    マイナス水準。
    製造業
    -83.8(-86.8)
    リーマンショック後過去最低の2009年3月に近い
    マイナス80台。

    二輪車部品製造
    -93.3(-95.6)

    大手メーカーの工場停止により、6四半期連続の
    マイナス水準。

    自動車部品製造
    -90.3(-88.9)

    過去最低の2009年3月に近いマイナス90台まで悪化。

    機械部品製造
    -88.9(-94.4)

    設備投資不調・工場停止で、過去2番目に悪い水準。

    楽器部品製造
    -90.5(-90.5)

    調査開始以来過去最低の水準。

    繊維製造
    -85.7(-85.7)

    秋冬衣料向けの生産への転換期だが、
    新型コロナで更に悪化。

    製茶製造
    -37.5(-56.3)

    新茶シーズンで売上・収益は改善するも、
    昨シーズンに比べると悪化。

    製材製造
    -60.0(-80.0)

    新型コロナの感染拡大の余波が広がり、悪化。
    卸売業
    -74.0(-82.2)
    販売量が減少し、過去2番目に悪い水準。
    小売業
    -71.7(-78.3)
    巣ごもり需要あるも、調査開始以来過去最低の水準。
    建設業
    -27.9(-39.7)
    工事停滞、2017年6月以来のマイナス水準。
    不動産業
    -44.4(-50.0)
    家賃の減額要請あり、2016年12月以来の
    マイナス水準。
    飲食・宿泊等
    -85.7(-95.2)
    新型コロナの影響が深刻化、調査開始以来過去最低の水準。

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