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ホーム > しんきん経済レポート >2007年No.03 職業別の有効求人倍率

職業別の有効求人倍率

有効求人倍率とは、求職者1人に対し、何件の求人があるのかを示す指標。ハローワーク浜松管内の有効求人倍率は1.41倍(8月)となっている。月毎にみると、季節要因により若干の変動はあるが、この1年間はバブル崩壊後最高水準の倍率を維持している。また、全国(1.07倍)、静岡県(1.26倍)と比較しても倍率が高く、人手不足感が強まっている。

ただし、職業別にみると、人手不足感が強い職業、人手過剰感が強い職業の格差が大きくなっている。最も有効求人倍率が高いのが「保安の職業」の6.44倍。若年層の求職者がほとんどなく、中高齢者にも安定した求人需要がある。「専門的・技術的職業」「販売の職業」「運輸・通信の職業」も倍率が2倍を超えており、人手不足感が強い。「生産工程・労務の職業」は1.26倍と平均を下回っているが、求人数は5,000人以上(全求人数の34.7%)ある。また、派遣、請負など雇用形態も多様化しており、当地域最大の雇用吸収源となっている。

逆に人手過剰感が強いのは「管理的職業」(0.88倍)、「事務的職業」(0.55倍)といったデスクワークの仕事。「管理的職業」については、求人・求職ともほとんどない。「事務的職業」は、求職者数は「生産工程・労務の職業」に次いで多いものの、求人数は8職業中4番目となっており、雇用のミスマッチがおきている。

  倍率 求人 求職
合計 1.41 14,598 10,357
専門的・技術的職業 2.28 3,3031 1,332
管理的職業 0.88 23 26
事務的職業 0.55 1,544 2,833
販売の職業 2.55 2,658 1,043
サービスの職業 2.73 1,251 458
保安の職業 6.44 219 34
運輸・通信の職業 2.30 742 322
生産工程・労務の職業 1.26 5,067 4,032

グラフ:職業別有効求人倍率

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