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ホーム > しんきん経済レポート >2008年No.09 県西部地域の外国人登録者数

県西部地域の外国人登録者数

静岡県には約10万人の外国人が居住している。市町別にみると浜松市が33,272人と圧倒的に多く、次いで磐田市の9,789人、掛川市の5,511人と県西部地域に集住している。人口に占める外国人の割合も、菊川市、湖西市では8%、磐田市で5%を超えるなど高い水準にある。

県西部地域は自動車・同部品メーカーをはじめ輸送用機械器具製造業の比重が高い地域であり、これら企業の多くは日系人に対する在留資格の取得条件が緩和された1990年頃から積極的に外国人労働者を活用してきた。企業は生産量の増減に対応するために外国人の多くを派遣、請負等の間接雇用で賄うことで、労働力の調整を図っており、今や外国人労働者はなくてはならない存在となってきている。その一方で、外国人労働者の多くは不安定な雇用関係におかれ、生活基盤も不安定な状況となっている。

現在、外国人は世帯単位の定住化が進んでおり、労働条件の安定に加え、快適な生活環境を整備していくことが必要である。そのためにはまず、日本人居住者と外国人居住者がコミュニケーションを図ることで、「言葉の壁」を取り除くことが重要である。企業で働く外国人労働者やその家族に対して、地域住民を通して日本語学習の場を提供することで、日本語の習得のみならず、コミュニケーションが促進され、相互理解を深めることが可能であろう。

図:地域別外国人登録者数の割合(平成19年12月末)西部地域62%、中部地域18%、東部伊豆地域20%

図:外国人登録者数及び外国人比率

出所 県多文化共生室:外国人登録国籍別市町村別人員調査(速報)よりしんきん経済研究所作成

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