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ホーム > しんきん経済レポート >2008年No.12 浜松市と静岡市の小売業の比較

浜松市の小売業の推移

浜松市は工業の街、静岡市は商業の街といわれるが、実態はどうであろうか。先月発表された県の商業統計から両市の小売業の状況について比較してみた。

浜松市の年間商品販売額は平成16年調査まで減少傾向で推移していたが、今回調査(平成19年)では9,386億円と前回調査(平成16年)より575億円増加。一方静岡市の年間商品販売額は平成14年から横ばい状態が続き、今回調査では8,090億円と前回調査より38億円減少した。売場面積をみると浜松市、静岡市とも増加基調が続いているが、浜松市の売場面積は、今回調査で1,032,474m²となり前回調査より106,010m²増加したのに対し、静岡市の売場面積は861,855m²と前回調査より8,115m²増加するにとどまった。浜松市は現在の車社会のニーズに対応した大型ショッピングセンターが郊外のロードサイドに相次いで新規出店したことにより年間商品販売額、売場面積とも増加。静岡市は、昨年、市中心部に「東京発」の商業ビルが相次いで2件開業し、中心市街地にデパートや大型商業施設が集積しているが、年間商品販売額は伸び悩んでいる。

上記のとおり、小売業における浜松市の年間商品販売額は静岡市より1,296億円、売場面積は170,619m²上回っている。製造業に特化した地域と見られがちな浜松市ではあるが、県内最大の人口を有していることもあり小売業についても大きな力をもっているといえる。

浜松市と静岡市の売場面積、年間商品販売額の対比

グラフ:浜松市と静岡市の売場面積、年間商品販売額の対比

【出所】「静岡県企画部政策推進局経済統計室 平成19年商業統計調査結果速報」よりしんきん経済研究所作成

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