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ホーム > しんきん経済レポート >2009年No.03 2008年の信用保証協会の利用動向

2008年の信用保証協会の利用動向

静岡県信用保証協会浜松支店によると2008年の保証承諾件数は前年比13.6%増の22,798件、保証承諾金額は40.7%増の2,350億円。全国緊急保証制度の取扱いが本格的に始まった11月、12月の2か月の保証承諾件数は6,383件、保証承諾金額は982億円であり、このうち全国緊急保証制度の保証承諾件数は2,302件、保証承諾金額は549億円であった。この2カ月間の保証承諾金額で年間保証承諾金額の4割を占めた。

全国緊急保証の取り扱いが本格的に始まった11月以降、原材料価格高騰の後遺症(仕入価格が上昇しているにもかかわらず、製品・商品価格に転嫁できていない)や、急激な実需の落ち込みによる資金繰りの悪化、今後の実需減を見越して資金繰り安定化に備えるなどで同制度を利用、信用保証協会の保証承諾件数・金額とも増加した。

当面の資金繰りには目処がついてもこのまま需要の低迷が続けば、今後また資金繰りの悪化が懸念される。中小企業は資金繰り改善策を進めることで財務基盤の強化を行う一方、新たな需要を発掘することも必要である。現在、国・自治体・公的支援機関等は中小企業をサポートする支援策を整えている。これら支援策の中から自社にとって有効に作用するものを利用し、新たな需要を創造することも一つの方策である。

グラフ:県信用保証協会浜松支店保証状況

出所:静岡県信用保証協会資料よりしんきん経済研究所作成

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