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ホーム > しんきん経済レポート > 2009年No.08 浜松市におけるお茶の消費動向

浜松市におけるお茶の消費動向

お茶どころ静岡は現在、新茶取引の最盛期。県西部地域(主に掛川市、菊川市)は全国有数のお茶の産地として有名である。ではお茶の購入についてはどうであろう。家計調査によると浜松市の2008年における緑茶の支出金額は8,412円と51都市中第3位であり全国平均より3,000円以上多く支出している。支出金額全国第1位は静岡市であり、県西部地域から中部にかけてはお茶の一大産地であるとともに一大購入地域でもある。

月別の支出金額をみると新茶シーズンである今月5月が浜松市、全国平均ともに最も多い月となっているが、特に浜松市の支出金額は3,580円と突出して多くなっている。同じく静岡市も、5月の支出額が3,817円と突出しており県西部から中部にかけての地域は今の新茶シーズンに大量購入していることがわかる。

現在、食品の産地偽装や外国産食材の残留農薬問題などで食に対する消費者の目が厳しくなっている中、地元で生産された農産物を購入する「地産地消」が注目されている。県内のお茶は地産地消の農産物として定着されているが、今後も消費者の「安心・安全」に対する期待に応えていくだけでなく、地元の他産業と連携して新たな商品を開発・販売すればより一層地産地消の流れが強まり、当地域内経済の活性化に繋がるであろう。

グラフ:1世帯あたりの月別緑茶支出金額(2人以上の世帯)

出所:総務省「家計調査」よりしんきん経済研究所作成

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