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ホーム > しんきん経済レポート > 2009年No.16 減少に転じた浜松市の自動車保有台数

減少に転じた浜松市の自動車保有台数

県のまとめによると平成21年4月1日現在、浜松市の自動車保有台数は678,596台、前年の保有台数から2,036台減(0.3%減)となり調査以来(昭和44年)初めて前年の保有台数を下回った。

車種別にみると乗用車(軽自動車除く)はすでに3年前から減少に転じている。一方、軽自動車は依然、増加基調を保っている。軽自動車の保有台数は平成21年調査で20万台を突破、軽自動車の保有台数は全体の3割を占めている。

軽自動車の保有台数が増加している要因として、乗用車に比べ車両維持コストが有利であるほか、車両の安全性・居住性・デザイン性が以前より一層充実してきているため、小型乗用車から軽自動車へのシフトが進んでいることが挙げられる。ただし、少子高齢化が進めば、軽自動車もいずれ保有台数が減少に転ずる可能性がある。

浜松地域の自動車産業は国内だけでなく、海外でも活躍しており、「国内市場が縮小しても、海外市場がある」という意見もあろう。しかし国内の技術基盤がしっかりしていなければ、海外での競争にも勝てない。よって、国内市場は「頭打ちの市場」ではなく、「国際競争力の源」と考える必要がある。そのためには、魅力的な車をつくることは勿論、高齢者が運転しやすい環境を整えるなど、新たな需要を創出していくことが必要となろう。

グラフ:浜松市車種別自動車保有台数の推移

出所: 「統計センターしずおか」の資料を基にしんきん経済研究所作成

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