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ホーム > しんきん経済レポート > 2010年No.16 子供が住みよい街づくりを目指そう

子供が住みよい街づくりを目指そう

現在の日本の年齢別の人口分布はひょうたん型と言われる。第二次世界大戦が終結し平和が訪れ日本は出産ブームとなった。これが第一次ベビーブームであり、この世代が成人し子供をもった、これが第二次ベビーブーム世代となった。第一次ベビーブーム世代は、団塊の世代と現在では総称される。

この二世代の人口が、全体の人口に占める割合が大きいため分布表を作成するとひょうたん型となるのだが、全国と浜松市に差はあるのだろうか。下表がそれを表したグラフ。全国の分布と大きな差異は無いが、30 歳代、そしてその子供世代となる0〜9 歳が若干多くなっている様子が伺える。

これに対して子育ての街として一躍有名となった静岡県長泉町。全体の人口が3 万8 千人と80 万都市の浜松とは規模では比較にはならないが、各年齢別の比較で見るとやはり大きな違いが表れた。長泉町は企業誘致の成功により子育て世代への手厚い支援策を拡充しており、親世代の30 歳代、子供世代の0〜19 歳の若年層で全国、そして浜松の比率を圧倒している形となっている。

個人消費を押し上げる要因として買い替え需要が上げられる。自動車、家電など、古くなったものを買い替えることで消費が促進され経済効果を産み出すものだが、これは人口が多いほど、また特に消費する人口が多いほど効果があるだろう。子供、そして子供に教育投資したり、生活環境を整えてくれる親が多いほど経済効果は高まる。浜松市は、海、山、川、湖と自然環境は整っており子育てに向いている。後は子育てをする世代が社会環境も整っていると思えるような社会を市民で目指したいところである。

グラフ:年齢別人口に占める比率
平成17年国勢調査統計資料よりしんきん経済研究所作成

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