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新東名、いよいよ開通

 4月14日に新東名がいよいよ開通となる。東名高速道路の浜松ICと浜松西ICの交通量の合計を表したグラフでは、2009年3月に導入した高速道路休日上限1,000円の実施によって2010年の交通量は全期で前年同期と比べて増加した。新東名開通というイベントの発生によって現東名+新東名の合計交通量は増加することが期待できる。
 新東名の開通が呼び水となり、さまざまな経済効果も期待される。新東名開通により観光業、運送業は絶好のチャンスとなり得る。観光面では新東名のSA・PAは各地域の特性を活かした商業施設がオープンする。SA・PAの利用を目的とした新東名への往来もあるのではないか。
 また、NEXCO中日本では静岡エリア内の高速道路で乗り降りが自由なプランを作った。これにより、複数の観光地を移動する周遊観光が注目され、観光施設では新たな客層を取り込める可能性が高まる。観光業においてはGWが最初の大きなチャンスとなろうが、グラフでは例年7-9月期の交通量が他の期と比べると多いことから、夏に向けた取り組みも必要であろう。運送業においては交通量減少による時短効果やそれに伴う燃費軽減などのコスト削減も期待できる。IC周辺の開発だけでなく新東名と現東名の中間地点でも物流拠点や企業立地のニーズが高まるに違いない。この新東名開通を是非ともビジネスチャンスと捉え地域産業の底上げにつなげてもらいたい。

本稿は4月5日静岡新聞「目で見る浜松経済」掲載予定です。静岡県西部地域しんきん経済研究所とは遠州信用金庫と浜松信用金庫が共同で設立したシンクタンクです。

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