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製造業の新規求人

ハローワーク浜松管内(浜松市および湖西市)における2013年11月の有効求人倍率は1.04倍となり、9ヵ月ぶりに全国値(1.00 倍)を上回るとともに、2008年12月以来の1倍越えとなった。企業がハローワーク浜松に申請した年間の新規求人数をみると、リーマンショックの影響により2008、09年度は前年を大きく割り込み、2009年度には3.4万人と2007年度の6.4 万人のほぼ半分となった。
2010年度以降は3年連続して増加が続いており、2012年度は5.3万人と2008年度の5.1 万人を上回った。13年度も4〜10月の時点で前年同期を12%上回っており、新規求人数の回復が続いている。ただし、製造業の新規求人は伸び悩んでいる。そのため、全体に占める製造業の割合をみると、リーマンショック前の2007年度は製造業が22%あったが2008年度には17%と20%を割り込み、2009年度には13%となった。2012年度も13%であり、割合を見る限りではリーマンショックの水準と変わらない。直近の13年度においても期の途中であるが、13%と横ばいにある。


今まで雇用の受け入れの主力は製造業と言われてきたが、製造業の占める割合1990年度後半より減少傾向にある。これは医療や福祉等のサービス産業の求人が増えていることに加えて、直近においては製造業自体の求人の絶対数も減っているからである。地域に雇用を創出する産業を育成することが必要である。

グラフ:ハローワーク浜松管内における新規求人数の推移(年間)

本稿は1月16日静岡新聞「目で見る浜松経済」掲載予定です。
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