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全国から届く 「家康くん」宛 て年賀状

今年も「出世大名家康くん」(以下家康くん)宛ての年賀状が全国各地から478通届いた(1月6日現在)。ゆるキャラグランプリ2位の効果があった前年(697通)と比較すると枚数は減少したが、一昨年は「数十枚程度だった」(浜松市広聴広報課)ことから、グランプリ効果の反動減はあったものの、前年に引き続き多くの年賀状をいただいたといえる。

差出人の地域別割合をみると、浜松市内からが21.5%、静岡県内(浜松市除く)からが7.5%、静岡県外からが70.5%と県外からの年賀状が約7割を占めている。前年と比較すると県外からの比率は、13.5ポイント(57.0%→70.5%)上昇、家康くんの人気は全国区になりつつある。

ただし、全国区のキャラクターになるにはまだまだ課題も多い。家康くんはシティプロモーションのためのキャラクターであり、年賀状の枚数を追い求めるのは本末転倒だが、年賀状の枚数はシティプロモーション活動の成果や人気を表すバロメーターでもある。さらにいえば、地元組織票の影響力が色濃く出るゆるキャラグランプリよりも、年賀状の枚数の方がキャラクターの人気を正確に表しているともいえる。家康くんよりも一足先に全国区となったひこにゃんの11,600通、くまモンの6,500通(2014年)と比較すると差は歴然としている。

家康くんは、徳川家康公の生まれ変わりという設定。家康公といえば「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」の句で例えられるが、忍耐強く待っているだけでは、家康くん宛ての年賀状は増加しない。今年も家康くんには、「出世の街浜松」を全国各地で積極的にPRして、県外からの年賀状枚数増加につなげてもらいたい。

「出世大名家康くん」宛て年賀状地域別差出人の割合

資料 浜松市広聴広報課へのヒアリングをもとにしんきん経済研究所作成

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