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浜松市の住宅着工の推移

静岡県のくらし・環境部建築住宅局住まいづくり課が公表した新設住宅着工統計によると、2014年度における県内の持家住宅の新設着工件数は前年度比24%減の12,064件で3期ぶりの減少となった。浜松市における持家の着工件数は前年度比25%減の2,762件であった。

過去の推移を見ると、2007年度までは年3,500件を維持していたが、リーマンショックに伴う内需の減少により2009年度は3,500件を大きく下回る3,059件となった。その後、景気低迷から脱したことで着工件数に回復がみられたが、東日本大震災による津波被害の影響もあって減少傾向となっていた。

2013年度は3,693件となり、6年ぶりに3,500件を上回った。ただし、2014年度は2,762件へと大幅に落ち込んだことから、2013年度は消費税引き上げに伴う駆け込み需要が、2014年度はそれに伴う反動減が、住宅市場においても顕著にみられることとなった。

消費税の10%への引き上げは2017年4月の予定であり、2015年度には次回の駆け込み需要がまだみられそうもなく、今年度も厳しい1年になると予想される。住宅関連業者は次回の駆け込み需要に備えた新築の見込み客を確保するとともに、新築に限らず太陽光発電や省エネ住宅、耐震補強、リノベーションといったリフォーム事業にも積極的に取り組むべきであろう。

浜松市の住宅着工の推移

出所:静岡県新設住宅着工統計をもとに、当研究所が加工作成

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