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外国人宿泊者数が増加

我が国を訪れた年間の外国人旅行者は2013年に1千万人、2014年には13百万人を超え、2年連続で過去最高を更新した。それに応じて、2014年の外国人の延べ宿泊者数も前年を11百万人泊上回り、44百万人泊となった。全体に占める外国人の割合は前年比1.7ポイント増の9.5%となり、国内の宿泊者の約10人に1人が外国人となっている。(延べ宿泊者数は、1人の旅行者が2泊すれば2人泊と捉える)

浜松市の延べ宿泊者数をみると、2014年の全体の宿泊者数は325万人泊となり、前年と比べて12万人泊の減少となった。一方で、外国人宿泊者数は28万人泊となり、前年より11万人泊増加した。全体に占める外国人の割合は前年比3.6%増加の8.6%となり、20人に1人から、11人に1人へと高まっている。国内全体の9.5%に比べるとやや劣るものの、浜松市でも外国人の宿泊は数、割合ともに増えている。

とは言え、ハード面、ソフト面だけでなく日本人旅行者との兼ね合いもあり、外国人旅行者の受け入れに消極的な宿泊施設もまだまだ多い。固定客の多い小規模な施設や郊外の施設であれば尚更である。ただし、今後も日本人観光客だけで十分だろうか。外国人、とりわけアジアからの旅行者は所得水準の上昇やビザ免除等の規制緩和によって今後も増えるだろう。成功事例の情報収集、各国の情報取集、人材育成、施設の整備、自らの魅力発信、さらには行政からの支援など、できることから始めて外国人旅行者の開拓に取り組んでみてはどうか。

図表 浜松市の延べ宿泊者数

資料 中部運輸局「宿泊旅行統計」をもとに当研究所作成

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