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就活で自分に合った浜松企業を見つけよう

2019年3月卒の就職活動が本日解禁となった。今年は、戦後2番目に長い景気拡大局面の最中で、人手不足感が強いこともあり、売り手市場(学生が優位)の年となりそうだ。特にここ数年は東京の大企業が大量採用していることもあり、地方の企業はなかなか学生を確保できないとの声もきく。

上場基準が厳しい東証一部上場企業をみてみると、約半分の企業が東京23区内に本社を構えている他、7割強が3大都市圏に立地している。このように、地方に本社がある大企業は限られているが、浜松市はその例外ともいえる。

浜松市に本社がある東証一部上場企業は10社。3大都市圏を除いた政令指定都市の中では、福岡市、札幌市に次いで3番目に多く、仙台市、広島市といった人口100万人超でプロ野球球団がある都市をも上回っている。製造業に限ってみれば、浜松市には8社あり、比較対象都市の中では最も多い。

大手製造業の本社が立地していれば、その企業自体に雇用創出力があることに加え、地域への波及効果も大きい。浜松市の場合、新製品開発のパートナーとなる企業、規模は小さいが世界に通用する技術を保有している企業など優秀な中小製造業が多くある。また、オーダーメイドのソフトを開発するIT企業、物流をサポートする企業など非製造業も集積している。これらの企業の中には、他の地方都市に行けば、就活人気ナンバー1になれる実力を持っているものの、大企業の陰に隠れていることに加え、法人相手のビジネスで消費者に馴染みがないため、学生からの知名度が今一つの企業も多い。

就職活動は短期決戦で、準備不足のまま知名度優先で内定先を選びがち。浜松市は大企業の本社が多くあるだけではなく、掘り出し物の優良な中小・中堅企業がたくさんある。しっかりと情報収集を行い、自分に合った企業を見つけて欲しい。

 

出所:日本取引所グループ HP をもとにしんきん経済研究所作成

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