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浜松市の在留外国人数は県内トップ

2008年のリーマンショック以降、減少が続いていた静岡県内の在留外国人数が、2015年より再び増加傾向となっている。ピーク時(2008年12月末)103,308人であったが、2017年12月末で、ピーク時の約8割、82,675人の外国人が県内に住んでいる。

県内の市町村別では、浜松市が22,815人で、県全体の27.6%でトップとなっている。次いで、静岡市の9,077人、磐田市7,180人となっており、静岡県西部地域に外国人の約半数が住んでいることになる。外国人は、自動車やオートバイなどの輸送用機器産業に勤めていることも多く、輸送用機器産業の集積とある程度リンクしていると言えよう。

人口に対する外国人比率が高い市は、菊川市の6.12%で、次いで湖西市4.69%、袋井市4.44%、磐田市4.22%と続いている。静岡県の平均が2.21%であり、平均の約2倍〜3倍の比率となっている。浜松市の2.83%を含め、外国人比率が高い市も県西部地域に集まる結果となっている。

また、浜松市の国別外国人を見ていくと、ブラジル8,892人でトップ、次いでフィリピン3,651人、中国2,508人、ベトナム2,139人、ペルー1,698人、韓国1,192人、インドネシア797人となっている。国籍も82に及び多様化が進展している。中でも、ブラジル、ペルーなど南米系外国人が、10,709人で、浜松市の在留外国人の46.9%を占めているのが特徴となっている。(2017年12月末現在)

浜松市でも人口減少を抱える中、外国人の定住化・多様化が課題となっている。発想を転換すれば、外国人をターゲットとしたビジネスも地域の活性化につながるのではないかと考える。今後も、多文化共生都市として、官民協力してより一層課題解決に向け、取り組んでいくことを期待したい。

 

静岡県統計2017年12月末現在外国人の住民基本台帳人口をもとにしんきん経済研究所作成
静岡県統計:2017年12月末現在外国人の住民基本台帳人口をもとにしんきん経済研究所作成

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