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浜松市民の消費動向の変化②(魚・肉編)

2019年6月6日

浜松市が家計調査の公表対象自治体になってから10年が経過。この10年間で浜松市民の消費動向がどのように変化してきたかをみてみる。前回(2019年5号3月21日配信)の「穀物編」では、米の消費が減り、パンの消費が増えていることがわかった。2回目の今回は「魚・肉編」。

まず、魚介類の消費支出をみると、この10年間で12.8%減少、額にして年間約1万円消費が落ち込んだ(08年=82,247円、18年=71,747円)。内訳をみると、「生鮮魚介」(14.9%減)、「塩干魚介」(17.0%減)とも減少している。個別の品目をみると「さけ」のように5割以上支出が増えているものもあるが、「まぐろ」「かつお」「いか」など大半の品目で支出が減少した。

一方、「肉類」は16.2%増、額にして年間約1万1千円消費が増えた(08年=67,520円、18年=78,475円)。10年前の年間購入額は「魚介類」(82,247円)が「肉類」(67,520円)を上回っていたが、現在は「肉類」(78,475円)が「魚介類」(71,747円)を上回っている。小売価格の変動や外食・中食(お弁当や総菜など)へのシフト等を考慮する必要があるが、この10年で魚から肉へと浜松市民の食生活が変化してきていることがうかがえる。

「肉類」では、「加工肉」は微増にとどまる一方、「生鮮肉」は20.9%増加している。「生鮮肉」では、「牛肉」「豚肉」「鶏肉」のいずれも消費が増加しているが、特に「豚肉」「鶏肉」の増加幅が大きかった。ちなみに、2018年の「牛肉」「豚肉」の消費支出をみてみると、「豚肉」(32,923円)が「牛肉」(11,577円)を2万円以上上回っている。他都市をみると、関東は「豚肉」、関西は「牛肉」への支出が多い。浜松は関東と関西の中間に位置しているが、肉の消費は関東に近いといえよう。

図表:家計調査からみた消費動向の変化(穀物編)*2008年と2018年の比較
*総務省家計調査をもとにしんきん経済研究所作成

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