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浜松市の月別緑茶支出金額

2019年7月18日

しんきん経済研究所の景気動向調査(製茶)のコメントによると、消費者の急須で入れる茶消費量が減少している一方、一部の企業ではペットボトル用茶葉のニーズが高まっている。また、契約農家の高齢化や後継者不足から廃業する業者も増えている。

このような状況下、緑茶の購入動向についてはどうだろうか。家計調査によると、浜松市の2018年における緑茶の年間支出金額は、7,628円と全国2位であり、全国平均3,879円より2倍近い支出をしている。緑茶の一大産地であるとともに、一大購入地にもなっている。

月別の支出金額を見てみると、新茶シーズンである5月が浜松市、全国平均ともに最も多い月となっているが、浜松市の支出金額は3,533円と突出して多くなっている。実に年間の46%を5月に購入しているように、新茶シーズンに大量購入している傾向がある。ただし、今年は天候不順で新茶の出来は悪かった模様。

現在、地元で生産された農産物を購入する「地産地消」が注目されている。県内の緑茶は地産地消の農産物として定着しているが、今後も消費者の「安心・安全」に対する期待に応えていく必要がある。また、浜松のプリン専門店が、地元掛川産の風味豊かな抹茶を練り込んだ抹茶プリンを開発した事例のように、地元の他産業と連携して新たな商品を開発・販売すればより一層地産地消の流れが強まり、県西部から県中部にかけての地域経済の活性化に繋がるだろう。

図表:浜松市の1世帯当たりの月別緑茶支出金額
出所 総務省「家計調査」の資料をもとにしんきん経済研究所作成

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