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2020年10月8日

−新型コロナウイルスの影響で急落した業況DIはやや回復−

一般財団法人しんきん経済研究所は、県西部地域の中小企業を対象に行なった「中小企業景気動向調査」の調査結果をまとめましたので、ご報告します。

  • 1.調査概要(調査/しんきん経済研究所、協力/浜松商工会議所)

    調査時期 2020年9月1日~11日
    調査対象 静岡県西部地域の中小企業658社
    回収状況 回収数627社(回収率95.3%)
    調査方法 調査表を用いた面接聴取(遠州信用金庫、浜松いわた信用金庫に委託)
  • 2.調査結果

    2020年7~9月期の業況
    県西部地域の中小企業の業況判断指数(DI=「良い」とみる企業の割合から「悪い」とみる企業の割合を引いた数値)は全産業ベースで−63.7となり、2020年6月の前回調査(−71.4)と比べて 7.7ポイントの改善となった。製造業を中心として、新型コロナウイルスの影響で 4~6月に生産が落ち込んだが 7月以降回復の兆しがみられ、景況感も急落からやや回復した。しかし、新型コロナウイルスの収束は不透明であり、景況感は予断を許さない状況である。
    2020年10~12月期の見通し
    次回の業況DIは2.0ポイント改善の−61.7を見込む。
    主な業種別の動向
    業種と業況DI
    今回(見通し)
    業界DIの動向
    全体
    -63.7(-61.7)
    新型コロナウイルスの影響で前回急落したが、
    今回はやや回復している。
    製造業
    -75.5(-70.1)
    水準はまだ低いが、主要3項目(売上・受注・収益)は
    大幅改善。

    二輪車部品製造
    -79.6(-67.3)

    受注は回復しており、7四半期ぶりに改善した。

    自動車部品製造
    -69.9(-58.9)

    受注は回復しており、マイナス60台に改善した。

    機械部品製造
    -75.4(-78.9)

    今回改善しているが、コロナ前の水準に回復するかは不透明。

    楽器部品製造
    -81.8(-77.3)

    今回改善し、前回の過去最低を脱する。

    繊維製造
    -82.6(-78.3)

    アパレル関連の低迷が重なり、マイナス80台が続く。

    製茶製造
    -73.3(-73.3)

    単価は低水準、今回過去最低。

    製材製造
    -92.9(-71.4)

    生産量が落ち込み、今回過去最低。
    卸売業
    -79.2(-71.4)
    既存事業の不振が続き、今回過去最低。
    小売業
    -52.6(-57.9)
    巣ごもり需要もあり、前回の過去最低を脱する。
    建設業
    -25.7(-31.4)
    受注回復、今回やや改善している。
    不動産業
    -31.1(-33.3)
    家賃の引き下げ要請あるも、今回改善している。
    飲食・宿泊等
    -63.6(-72.7)
    今回改善し、Go To トラベルに期待。

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