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2022年4月5日

「2022年1〜3月期 中小企業 景気動向調査」 結果報告

原材料価格の高騰に加え、オミクロン株の急拡大により、業況DI悪化

一般財団法人しんきん経済研究所は、県西部地域の中小企業を対象に行なった「中小企業景気動向調査」の調査結果をまとめましたので、ご報告します。

  • 1.調査概要(調査/しんきん経済研究所、協力/浜松商工会議所)

    調査時期 2022年3月1日〜7日
    調査対象 静岡県西部地域の中小企業658社
    回収状況 回収数617社(回収率93.7%)
    調査方法 調査表を用いた面接聴取(遠州信用金庫、浜松いわた信用金庫に委託)
  • 2.調査結果

    2022年1〜3月期の業況

    静岡県西部地域の中小企業の業況判断指数(DI=「良い」とみる企業の割合から「悪い」とみる企業の割合を引いた数値)は全産業ベースで−28.2となり、2021年12月の前回調査(−22.3)と比べて5.9ポイントの悪化となった。業況DIは2四半期ぶりに悪化した。非製造業は「オミクロン株の急拡大」により「まん延防止等重点措置」が実施され、「仕入価格の高騰」も重なったため、業況DIがいずれも悪化した。製造業は「半導体不足」に加え「原材料価格の高騰」が追い打ちをかけ、業況DIが足踏み状態となっていると推測される。さらに、2月下旬以降の「ロシアのウクライナ侵攻」により、原油・天然ガスなどエネルギー価格の上昇が懸念されている。

    2022年4〜6月期の見通し
    次回の業況DIは1.6ポイント改善の−26.6を見込む。
    主な業種別の動向
    業種と業況DI
    今回(見通し)
    業界DIの動向
    全体
    -28.2(-26.6)
    原材料価格の高騰に加え、オミクロン株の急拡大により、悪化。
    製造業
    -23.8(-17.8)
    原材料価格の更なる高騰により、足踏み状態が続く。

    二輪車部品製造
    -4.1(-10.2)

    4四半期ぶりに改善し、プラス水準間近。

    自動車部品製造
    -33.3(-12.0)

    原材料価格の高止まりにより、4四半期連続で悪化。

    機械部品製造
    -22.8(-28.1)

    7四半期連続で改善、原材料価格DIも上昇。

    楽器部品製造
    -30.0(-30.0)

    原材料価格の高止まりにより、悪化。

    繊維製造
    -57.7(-38.5)

    改善するも、原材料価格の上昇で低迷。

    製茶製造
    -13.3(6.7)

    製茶の最盛期前で、横ばい。

    製材製造
    16.7(8.3)

    ウッドショックによる国内木材価格の上昇で、改善。
    卸売業
    -54.8(-60.3)
    仕入価格の上昇により、大幅悪化。
    小売業
    -37.9(-34.5)
    オミクロン株の急拡大により、悪化。
    建設業
    -7.4(-17.6)
    年度末工事が増加するも、材料価格の高止まりが悪影響。
    不動産業
    -7.1(-9.5)
    不動産の動きが鈍く、悪化。
    飲食・宿泊・レジャー等
    -66.7(-66.7)
    まん延防止等重点措置により、4四半期ぶりに悪化。

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