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2022年7月5日

「2022年4〜6月期 中小企業 景気動向調査」 結果報告

原材料価格の高騰続くも、まん延防止等重点措置の解除により業況DI改善

一般財団法人しんきん経済研究所は、県西部地域の中小企業を対象に行なった「中小企業景気動向調査」の調査結果をまとめましたので、ご報告します。

  • 1.調査概要(調査/しんきん経済研究所、協力/浜松商工会議所)

    調査時期 2022年6月1日〜7日
    調査対象 静岡県西部地域の中小企業658社
    回収状況 回収数627社(回収率95.3%)
    調査方法 調査表を用いた面接聴取(遠州信用金庫、浜松いわた信用金庫に委託)
  • 2.調査結果

    2022年4〜6月期の業況

    静岡県西部地域の中小企業の業況判断指数(DI=「良い」とみる企業の割合から「悪い」とみる企業の割合を引いた数値)は全産業ベースで−24.8となり、2022年3月の前回調査(−28.2)と比べて3.4ポイントの改善となった。業況DIは2四半期ぶりに改善した。非製造業は「まん延防止等重点措置の解除」により経済活動が再開され、旅行や買い物に出掛ける人が増えたことから、飲食レジャー・卸売・小売を中心に業況DIが改善した。製造業は「半導体不足」「中国・上海市のロックダウンよる部品不足」に加え「原材料価格の高騰」が追い打ちをかけ、業況DIが足踏み状態となっていると推測される。さらに、「ロシアのウクライナ侵攻の長期化によるエネルギー価格の上昇」「急激な円安」が懸念材料となっている。

    2022年7〜9月期の見通し
    次回の業況DIは0.7ポイント悪化の−25.5を見込む。
    主な業種別の動向
    業種と業況DI
    今回(見通し)
    業界DIの動向
    全体
    -24.8(-25.5)
    原材料価格の高騰続くも、まん延防止等重点措置の解除により、改善。
    製造業
    -23.4(-23.4)
    原材料価格の高騰が止まらず、足踏み状態が継続。

    二輪車部品製造
    -21.8(-12.7)

    原材料価格の上昇により、悪化。

    自動車部品製造
    -30.7(-20.0)

    原材料価格の上昇を販売価格に転嫁し、5四半期ぶりに改善。

    機械部品製造
    -24.5(-34.0)

    8四半期ぶりに悪化、原材料価格DIも上昇止まらず。

    楽器部品製造
    0.0(-5.3)

    大幅改善で、プラス水準間近。

    繊維製造
    -56.5(-65.2)

    原材料価格の更なる上昇で、低迷が続く。

    製茶製造
    31.3(0.0)

    新茶シーズン最盛期を迎え、大幅改善。

    製材製造
    -30.0(-40.0)

    仕入木材の価格上昇で、大幅悪化。
    卸売業
    -40.8(-46.1)
    仕入価格の高止まり、価格転嫁も進んでいる様子。
    小売業
    -33.3(-31.7)
    コロナ禍の規制緩和を受け、やや改善。
    建設業
    -8.6(-11.4)
    請負価格は上昇するも、材料価格の高騰が足かせに。
    不動産業
    -6.8(-9.1)
    コロナ禍の影響薄れ、小幅改善。
    飲食・宿泊・レジャー等
    -47.6(-38.1)
    まん延防止等重点措置の解除により、大幅改善。

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