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2022年10月5日

「2022年7〜9月期 中小企業 景気動向調査」 結果報告

行動制限が行われず業況DI改善するも、原材料価格の高騰等が足かせ

一般財団法人しんきん経済研究所は、県西部地域の中小企業を対象に行なった「中小企業景気動向調査」の調査結果をまとめましたので、ご報告します。

  • 1.調査概要(調査/しんきん経済研究所、協力/浜松商工会議所)

    調査時期 2022年9月1日〜7日
    調査対象 静岡県西部地域の中小企業658社
    回収状況 回収数626社(回収率95.1%)
    調査方法 調査表を用いた面接聴取(遠州信用金庫、浜松いわた信用金庫に委託)
  • 2.調査結果

    2022年7〜9月期の業況

    静岡県西部地域の中小企業の業況判断指数(DI=「良い」とみる企業の割合から「悪い」とみる企業の割合を引いた数値)は全産業ベースで−19.4となり、2022年6月の前回調査(−24.8)と比べて5.4ポイントの改善となった。業況DIは2四半期連続で改善した。製造業は、二輪車を中心に「大手取引先からの受注が回復傾向」で業況DIが改善している。しかし、「原材料価格の高騰」「エネルギー価格の上昇」「急激な円安」が足かせとなっている。「増収減益」の収益構造になっている。非製造業は、新型コロナウイルスに対し「行動制限が行われなかったこと」により経済活動が再開されているが、「7月中旬からの感染再拡大」で、客足が伸び悩んだ飲食レジャーなどの悪化が響いている。また、「仕入価格の高騰」も続いており、収益環境は厳しい状況にある。

    2022年10〜12月期の見通し
    次回の業況DIは0.4ポイント改善の−19.0を見込む。
    主な業種別の動向
    業種と業況DI
    今回(見通し)
    業界DIの動向
    全体
    -19.4(-19.0)
    行動制限が行われず改善するも、原材料価格の高騰等が足かせとなっている。
    製造業
    -14.5(-9.8)
    受注の回復傾向により、足踏み状態からやや改善。

    二輪車部品製造
    3.8(11.3)

    プラス水準となり、景況感が改善した。

    自動車部品製造
    -30.4(-13.0)

    ほぼ横ばいの小幅改善。

    機械部品製造
    -21.7(-26.7)

    改善するも、原材料価格DIは依然高い水準。

    楽器部品製造
    -14.3(-33.3)

    再びマイナス水準に戻ってしまった。

    繊維製造
    -27.3(-27.3)

    イベント等の再開で、大幅改善。

    製茶製造
    -12.5(-6.3)

    新茶シーズンが終わり、悪化。

    製材製造
    0.0(0.0)

    改善し、マイナス水準解消。
    卸売業
    -32.0(-33.3)
    2四半期連続の改善。
    小売業
    -31.7(-40.0)
    仕入価格が高止まり、―30台で足踏みが続いている。
    建設業
    -14.1(-21.1)
    材料価格の高騰の影響が大きく、経営者は慎重な姿勢を崩さず。
    不動産業
    2.3(0.0)
    小幅ながらもプラス水準へ転換した。
    飲食・宿泊・レジャー等
    -58.3(-58.3)
    新型コロナウイルスの感染再拡大により、悪化。

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