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2023年1月6日

「2022年10〜12月期 中小企業 景気動向調査」 結果報告

原材料価格の高騰続くも、全国旅行支援などにより業況DI改善

一般財団法人しんきん経済研究所は、県西部地域の中小企業を対象に行なった「中小企業景気動向調査」の調査結果をまとめましたので、ご報告します。

  • 1.調査概要(調査/しんきん経済研究所、協力/浜松商工会議所)

    調査時期 2022年12月1日〜8日
    調査対象 静岡県西部地域の中小企業658社
    回収状況 回収数627社(回収率95.2%)
    調査方法 調査表を用いた面接聴取(遠州信用金庫、浜松いわた信用金庫に委託)
  • 2.調査結果

    2022年10〜12月期の業況

    静岡県西部地域の中小企業の業況判断指数(DI=「良い」とみる企業の割合から「悪い」とみる企業の割合を引いた数値)は全産業ベースで−10.7となり、2022年9月の前回調査(−19.4)と比べて8.7ポイントの改善となった。業況DIは3四半期連続で改善した。
    非製造業は飲食レジャーを中心に業況DIが改善した。コロナ禍ではあるが「行動制限がなく」、10月より「全国旅行支援」も始まり、旅行や飲食に出掛ける人が増えたことが要因と考えられる。製造業は「原材料価格の高騰」「急激な円安」が引続き足かせとなっているものの、「大手取引先からの受注が増加」し、業況DIが−20台(2021年6月〜2022年6月)の足踏み状態から改善に転換している。

    2023年1〜3月期の見通し
    次回の業況DIは5.6ポイント悪化の−16.3を見込む。
    主な業種別の動向
    業種と業況DI
    今回(見通し)
    業界DIの動向
    全体
    -10.7(-16.3)
    原材料価格の高騰続くも、全国旅行支援などにより改善。
    製造業
    -6.0(-11.4)
    受注が増加し、プラス水準間近。

    二輪車部品製造
    2.0(-6.1)

    2四半期連続でプラス水準を維持するも、やや悪化。

    自動車部品製造
    -1.4(0.0)

    大幅改善、プラス水準間近。

    機械部品製造
    -3.4(-12.1)

    2四半期連続で改善、売上は回復傾向。

    楽器部品製造
    13.6(-22.7)

    大幅に改善、2017年12月以来のプラス水準。

    繊維製造
    -40.9(-31.8)

    原材料価格の高騰で、再び悪化。

    製茶製造
    -25.0(-43.8)

    ドリンク原材料用は好調に推移し、売上額DIは改善。

    製材製造
    -25.0(-8.3)

    円安による木材価格上昇により、悪化。
    卸売業
    -6.8(-29.7)
    売上額DI、収益DIはプラス転換へ。
    小売業
    -31.7(-33.3)
    横ばい、卸売業と比べ足取り重く。
    建設業
    -15.7(-17.1)
    材料価格の高止まりに警戒感が強まる。
    不動産業
    -2.2(4.4)
    コロナ禍の影響薄れるも、小幅悪化。
    飲食・宿泊・レジャー等
    -17.4(-21.7)
    全国旅行支援などにより客足が戻り、大幅改善。

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