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2023年10月5日

「2023年7~9月期 中小企業 景気動向調査」 結果報告

経済活動は回復基調にあるが、物価高等で業況DIは小幅改善

一般財団法人しんきん経済研究所は、県西部地域の中小企業を対象に行なった「中小企業景気動向調査」の調査結果をまとめましたので、ご報告します。

  • 1.調査概要(調査/しんきん経済研究所、協力/浜松商工会議所)

    調査時期 2023年9月1日〜8日
    調査対象 静岡県西部地域の中小企業658社
    回収状況 回収数629社(回収率95.5%)
    調査方法 調査表を用いた面接聴取(遠州信用金庫、浜松いわた信用金庫に委託)
  • 2.調査結果

    2023年7~9月期の業況

    静岡県西部地域の中小企業の業況判断指数(DI=「良い」とみる企業の割合から「悪い」とみる企業の
    割合を引いた数値)は2023年6月調査で全産業ベース−6.8となり、2023年6月の前回調査(−10.1)と比べて3.3ポイントの改善となった。
    製造業では、「自動車生産は復調」しているが、その他の業種が悪化し、業況DIが小幅改善に留まった。
    非製造業においては、建設・不動産は改善しプラス水準になったが、小売・飲食宿泊レジャーにおける「仕入価格の高騰」が響いた。「物価高」、「人手不足」、「円安」ではあるが、コロナの5類移行後、「経済活動は回復基調」にあり、全産業ベースの業況DIも小幅改善となった。

    2023年10〜12月期の見通し
    次回の業況DIは2.6ポイント悪化の−4.2を見込む。
    主な業種別の動向
    業種と業況DI
    今回(見通し)
    業界DIの動向
    全体
    -6.8(-4.2)
    経済活動は回復基調にあるが、物価高等で小幅改善。
    製造業
    -8.2(-4.7)
    小幅改善するも、自動車以外の業種では悪化。

    二輪車部品製造
    -5.8(17.3)

    受注残が悪化し、マイナス水準。

    自動車部品製造
    0.0(5.3)

    2019年6月以来のマイナス水準解消。

    機械部品製造
    -17.7(-21.0)

    人手不足が課題。

    楽器部品製造
    -12.5(-25.0)

    主要3項目(売上額・受注残・収益)が悪化となり、マイナス水準。

    繊維製造
    -9.5(-19.0)

    原材料の高騰で、悪化。

    製茶製造
    -33.3(-33.3)

    新茶シーズンの反動で主要3項目は大幅悪化。

    製材製造
    -55.6(-55.6)

    2年9ヵ月ぶりに―50.0を下回る。
    卸売業
    -11.8(-13.2)
    売上回復のコメント多く、やや改善。
    小売業
    -25.0(-18.3)
    再び悪化、収益改善意向が増加。
    建設業
    5.6(7.0)
    受注残に大きな改善が見られ、改善。
    不動産業
    2.2(-2.2)
    若干の改善、投資意欲もみられる。
    飲食・宿泊・レジャー等
    -4.2(4.2)
    材料価格の高騰等により、悪化。

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