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2024年1月9日

「2023年10~12月期 中小企業 景気動向調査」 結果報告

業況DIは3四半期連続で改善し、プラス水準間近

一般財団法人しんきん経済研究所は、県西部地域の中小企業を対象に行なった「中小企業景気動向調査」の調査結果をまとめましたので、ご報告します。

  • 1.調査概要(調査/しんきん経済研究所、協力/浜松商工会議所)

    調査時期 2023年12月1日〜8日
    調査対象 静岡県西部地域の中小企業658社
    回収状況 回収数629社(回収率95.5%)
    調査方法 調査表を用いた面接聴取(遠州信用金庫、浜松いわた信用金庫に委託)
  • 2.調査結果

    2023年10〜12月期の業況

    静岡県西部地域の中小企業の業況判断指数(DI=「良い」とみる企業の割合から「悪い」とみる企業の割合を引いた数値)は2023年12月調査で全産業ベース-3.3となり、2023年9月の前回調査(-6.8)と比べて3.5ポイントの改善となった。
    製造業では、「半導体不足が解消」して「受注は増加傾向」にあり、製造業全般の業況DIは小幅ながら3四半期連続の改善となった。非製造業においては、「人流回復に伴う需要増加」も追い風となり、卸売等はプラス水準になったが、「仕入価格の上昇」、「人手不足」が懸念材料となっている。
    全産業ベースの業況DIも3四半期連続で改善しておりプラス水準間近となった。

    2024年1〜3月期の見通し
    次回の業況DIは4.1ポイント悪化の−7.4を見込む。
    主な業種別の動向
    業種と業況DI
    今回(見通し)
    業界DIの動向
    全体
    -3.3(-7.4)
    3四半期連続で改善し、プラス水準間近。
    製造業
    -6.6(-10.4)
    受注が増加し、3四半期連続で改善。

    二輪車部品製造
    -13.5(-1.9)

    受注が回復し、4四半期ぶりのプラス水準。

    自動車部品製造
    0.0(-2.9)

    受注は増加しているが経費の増加で、横ばい。

    機械部品製造
    -12.1(-17.2)

    半導体不足が解消し、改善。

    楽器部品製造
    -26.3(-42.1)

    主要3項目(売上額・受注残・収益)の悪化で、2四半期連続の悪化。

    繊維製造
    -20.8(-8.3)

    受注の小ロット化もあり、2四半期連続の悪化。

    製茶製造
    -40.0(-26.7)

    年末はオフシーズンで、悪化。

    製材製造
    -27.3(-36.4)

    販売価格がプラス水準になり、改善。
    卸売業
    1.3(-9.2)
    5年ぶりのプラス水準。
    小売業
    -28.8(-30.5)
    売上額や収益は改善するも、やや悪化。
    建設業
    11.3(4.2)
    2四半期連続で改善するも、資材高騰と人手不足に懸念。
    不動産業
    4.5(6.8)
    小幅改善、次回も継続見込み。
    飲食・宿泊・レジャー等
    0.0(0.0)
    年末年始を迎え、改善。

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