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2024年4月5日

「2024年1~3月期 中小企業 景気動向調査」 結果報告

製造業の受注減少等により、業況DIは4四半期ぶりに悪化

一般財団法人しんきん経済研究所は、県西部地域の中小企業を対象に行なった「中小企業景気動向調査」の調査結果をまとめましたので、ご報告します。

  • 1.調査概要(調査/しんきん経済研究所、協力/浜松商工会議所)

    調査時期 2024年3月1日〜8日
    調査対象 静岡県西部地域の中小企業658社
    回収状況 回収数627社(回収率95.3%)
    調査方法 調査表を用いた面接聴取(遠州信用金庫、浜松いわた信用金庫に委託)
  • 2.調査結果

    2024年1〜3月期の業況

    静岡県西部地域の中小企業の業況判断指数(DI=「良い」とみる企業の割合から「悪い」とみる企業の割合を引いた数値)は2024年3月調査で全産業ベース-15.8となり、2023年12月の前回調査(-3.3)と比べて12.5ポイントの悪化となった。
    製造業では、「中国経済の停滞」や「自動車メーカーの認証不正発覚」などにより、「受注は減少」となっており、製造業全般の業況DIは4四半期ぶりに悪化した。非製造業においては、「人手不足」などが影響し、建設・不動産を除いてマイナス水準となっている。
    その結果、全産業ベースの業況DIも4四半期ぶりに悪化した。

    2024年4〜6月期の見通し
    次回の業況DIは1.9ポイント改善の−13.9を見込む。
    主な業種別の動向
    業種と業況DI
    今回(見通し)
    業界DIの動向
    全体
    -15.8(-13.9)
    製造業の受注減少等により、4四半期ぶりに悪化。
    製造業
    -26.3(-21.6)
    受注が減少し、4四半期ぶりに悪化。

    二輪車部品製造
    -23.1(-30.8)

    船外機・海外向けの受注減で、再びマイナス水準へ。

    自動車部品製造
    -36.2(-30.4)

    売上減少や先行き不安で、マイナス水準。

    機械部品製造
    -26.3(-17.5)

    主要取引先からの受注減で、悪化。

    楽器部品製造
    -55.0(-55.0)

    受注減と調達コスト増で、3四半期連続の悪化。

    繊維製造
    -20.0(0.0)

    受注の確保で、おおむね横ばい。

    製茶製造
    -40.0(6.7)

    横ばいで、来シーズンに期待。

    製材製造
    -61.5(-53.8)

    主要3項目の悪化で、大幅な悪化。
    卸売業
    -12.0(-13.3)
    再びマイナス水準へ。
    小売業
    -21.3(-19.7)
    売上額DIのマイナス水準が解消し、改善。
    建設業
    1.4(-5.6)
    3四半期連続でプラス水準となるも、人手不足等に懸念。
    不動産業
    11.1(6.7)
    改善は続いたが、次回は悪化の見込み。
    飲食・宿泊・レジャー等
    -20.8(4.2)
    悪化も、次回は花博に期待。

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