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浜名湖の魅力再発見

2020年11月5日

浜名湖は静岡県西部に位置しており、南部は遠州灘に通じている。もとは淡水湖だったが、1498年の大地震と高潮により外海と通じる汽水湖となった。湖の面積としては日本で10番目の大きさであり、周囲長は3番目で汽水湖としては日本一長い。浜名湖は平均水深が5mと比較的浅く、湖内に流入する河川からの栄養分が豊富なことから魚などの生物が非常に豊富で全国有数の漁場となっている。また、浜名湖はウナギ、ノリ、カキ、スッポンなどの養殖も盛んである。

浜名湖には海産物だけでなく、舘山寺温泉、弁天島温泉をはじめ多くの温泉があり、リゾート地として開発されている箇所も多い。ボートやヨットなどのマリンスポーツも盛んに行われており、周辺にははままつフラワーパーク、浜名湖ガーデンパークなど魅力的な場所もたくさんある。

浜松市観光交流客数を年度ごとに見てみると、2017年度までは順調に増加していたが、大河ドラマ「おんな城主 直虎」終了もあり、2018年度は18.9百万人、前年対比88.1%と減少に転じている。

2020年度に入り、新型コロナ感染拡大の影響で、飲食・小売・レジャー産業など多くの産業において売上が減少しており、観光交流客数も多大な影響を受けている。インバウンドは消滅し、国内観光客も感染を恐れた外出自粛により激減した。9月以降、修学旅行生の利用や、GO TO トラベルキャンペーンにより一部観光施設には観光客が戻ってきているが、多くの施設は未だ新型コロナ以前の状態には戻っていない。感染防止対策が十分に行われていることが前提となるが、浜名湖周辺住民が積極的に利用することにより支援することはできないだろうか。浜松市の人口は約80万人、周辺市町村を合わせると100万人以上となる。普段は身近過ぎて見落としてしまいがちだが、浜名湖周辺には魅力的で素晴らしい場所がたくさんある。地元浜名湖を訪れて良さを再発見してみたらどうだろうか。

図表 年度別浜松市観光交流客数
出所: 浜松市役所統計資料をしんきん経済研究所で加工。
注)観光交流客数は宿泊者数及び観光施設、スポーツレクリエーション施設、観光行事、イベント等への入場者数・参加者数の集計。

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