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コロナ禍での転入、転出の動向

2021年7月1日

2021年の第8号において、浜松市の出生数の減少が止まらない旨のレポートを配信した。今回は転入や転出などの社会移動について、2019年度と2020年度においてコロナ禍の中でどういった社会移動となったのか分析したいと思う。

浜松市の2020年度における転入数の合計は36,022人、転出数の合計は35,866人となり、2020年度の社会移動は156人の転入超過となった。2019年度との比較では転入数が7%減少、転出数も6%減少となり、転入と転出のいずれも減少となったが、コロナ禍での1年間の背景を考えると、コロナ禍前と比べても移動数はそれほど減らなかったと言えるのではないか。次に、社会移動を市内での移動(市内他区)、県内の移動、県外の移動に分けて、見ることとする。まず、市内での社会移動数は2019年度と比べて増えた。次に、県内の社会移動については転入と転出のいずれも減少となった。3つ目の県外の社会移動も転入と転出のいずれも減った。コロナ禍の1年間の移動をみるかぎり、市や県を超える遠方の社会移動はコロナ禍の動向により少なからず抑制されたのだとうかがえる。

2020年度の県内間の社会移動については683人の転入超過となったが、県外の社会移動については527人の転出超過となった。県外からの転入者もコロナ禍により抑制されたのだと分かる。コロナ禍の中、転入者の増加や転出者を抑制させる施策は今までと大いに変わると予想される。コロナ禍でも安全であり、かつ働きやすく、暮らしやすい浜松市を打ち出していくことが求められる。

 

図表 浜松市の社会動態(人)出所:浜松市推計人口表を基に研究所加工作成
出所:浜松市推計人口表を基に研究所加工作成

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