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急増した8月の陽性患者の内訳

2021年9月2日

浜松市で新型コロナウイルスの陽性患者数が増えている。浜松市における8月末時点の累計数は4,827名。そのうち7月1ヵ月間の陽性患者数は236名、そして8月は2,282名を記録した。8月の1ヵ月だけで今までの患者数の半数近くを占める事態となっている。

浜松市の陽性患者数を年代別でみたらどうか。公開資料のうち、年代が確認できる今までの患者数を7月以前と8月とに分けてみる。7月以前をみると60歳以上が最も多く、次いで20代であった。そして、8月をみると20歳未満が最も多く、次いで20代であった。

7月以前と8月とを比較してみると、30〜50代では大きな増減は無い。20歳未満と20代の割合が増加した。20歳未満でのクラスター発生等もあり20歳未満の割合が高まった、という事情も考慮されるが、60歳以上が25%から8%へと大幅に減っていることがうかがえる。

本公開資料にはワクチン接種の有無が把握できないため確かではないが、60歳以上の減少はワクチン接種による効果も少なからずあると想像される。副反応の懸念等からテレビなどではワクチンを敬遠する発言もあるが、ワクチンを接種することで感染や重症化を減らせるのではないか(もちろんワクチンで健康が害される人は除く)。行政としてもしかるべき情報入手と情報提供、若者への迅速な接種、より効果的な社会経済活動への対応等を築いていくことが今の世の中に重要なことと思われる。

 

図表 浜松市、年代別のコロナ陽性患者数の比較
出所:静岡県資料を基に研究所加工作成

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